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Hyundai Hydrogen kv

Constant Progress Led by Daring Moves In Hydrogen

「ゴミを燃料にして走るクルマは作れるのだろうか。」
ヒョンデの水素エネルギービジョンは、その一つの問いから始まりました。

大気汚染のない街で、誰もがクリーンなエネルギーを利用し、安心して移動できる世界。

そのビジョンを現実にするために必要なのは、持続可能で安全なエネルギー。
だからこそ、ヒョンデは水素に注目しました。

27年間、水素電気自動車にかける揺るぎない信念

1970年代に、水だけで走るクルマ、いわゆる水素カーがコメディ映画の題材となっていたことをご存じでしょうか。
水で走る車をつくるというのは、当時は非現実的な夢物語とされていました。
しかし、27年前、ヒョンデはその夢を現実に変える一歩を踏み出しました。
未来世代のために、クルマの新しい心臓となる水素燃料電池技術の開発に挑んだのです。

太陽への夢、
マーキュリープロジェクト
(Mercury Project)

遥か遠い太陽、そして最も太陽に近い惑星、水星。
水素エネルギーへの強いビジョンを胸に、ヒョンデは「マーキュリープロジェクト(Mercury Project)」を立ち上げました。
当時すぐに利益が見込めない状況下でも、ヒョンデは未来を信じ、NASA向けに燃料電池システムを納入していた米国UTC Power社とパートナーシップを結び、水素電気自動車の開発をスタートしました。
こうして6か月にわたる開発の末、2000年に韓国内初の水素電気自動車「マーキュリーⅠ」が誕生。
翌2001年には世界的な環境車イベント「ミシュラン・チャレンジ・ビベンダム」で受賞し、ヒョンデの水素車開発を広く世に示しました。

独自開発への挑戦、
ポラリスプロジェクト
(Polaris Project)

北極星──暗い夜でも、変わらずその場所で 旅人の道しるべとなる星です。
その名を冠した「ポラリスプロジェクト」は、未来の世代に向けた使命感と、揺るぎないヒョンデの信念から生まれました。水素電気自動車の心臓部であるスタックを、独自に開発するための挑戦です。
当初は商用スタックが存在せず、ベンチマークすらできない状況。
そこで研究員たちは、キーパーツであるグラファイトセパレーターを自ら調達し、数百枚を一枚ずつ積み重ねながら試行錯誤を重ねました。
ひとつのスタックを手作業で仕上げるのに数週間、時にはそれ以上かかることもありました。その上、グラファイトセパレーターの積層作業で、手や靴、実験室の床まで真っ黒になってしまうこともしばしばでした。
こうした試行錯誤を経て、ついに2004年、ヒョンデはスタックの独自開発に成功しました。

一度つくっただけでは、本当に良いものは生まれません。
若い技術者たちは、お金の心配をせずに、心から「つくりたい」と思えるクルマに挑戦しなさい。
同じものを100台つくる必要はありません。
100台がすべて異なる車であってもよいのです。

— 鄭夢九(チョン・モング) Hyundai Motor Group 名誉会長

— 鄭夢九(チョン・モング)
Hyundai Motor Group 名誉会長

しかし、試作車ではなく「量産車」に適したスタックを開発するのは、まったく別の挑戦でした。
これまで2次元で設計してきたグラファイトセパレーターは量産車には適さない素材だったため、まったく異なる素材である「金属セパレーター」を使い、スタックを新たに3次元で設計し直す必要があったのです。

Tucson ix Fuel Cell、
未来を切り拓く

しかしヒョンデの研究者たちは「未来の世代のために正しいことをする」という揺るぎない信念がありました。
その信念を胸に、1年以上にわたる粘り強い研究と数多くの試行錯誤を経て、ついに量産車に適したスタックの開発に成功したのです。
2000年代後半、世界的な金融危機が押し寄せ、次世代モビリティの潮流がバッテリー電気自動車へと移り変わる状況の中でも、2013年、ヒョンデは未来のために世界初となる水素電気自動車の量産化に踏み切りました。

NEXO: 新たな革新のはじまり

そして2018年、ヒョンデは水素電気自動車専用モデル「NEXO(ネッソ)」を発表。
2022年には日本市場にも再参入とともに導入されました。
ヒョンデ自動車は乗用水素電気自動車分野で累計販売台数1位を記録し、NEXOに搭載された水素燃料電池システムは海外への本格的な輸出も始まりました。
かつては水素技術の追随者だった私たちが、いまや水素エネルギー普及をリードする存在へと成長しました。
NEXOの登場以降、水素は私たちの日常に自然に溶け込む存在となりました。

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Hyundaiの先端技術を結集した
水素燃料電池システム

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水素電気自動車の最大の魅力は、二酸化炭素を排出せず、純粋な水だけを排出するというゼロエミッションにあります。
高出力・高効率・安定した性能を実現するための先端技術が凝縮された水素燃料電池システムこそが、
その中核を担う装置です。

水だけを排出する
水素電気パワートレイン

2H2 + O2 → 2H2O

水素と酸素の化学反応によって生まれた電気が電気モーターを駆動し、
走行中に排出されるのは純粋な水だけです。
水素燃料電池システムは排出ガスゼロの走行を可能にし、
よりクリーンな交通と持続可能なモビリティの前進に貢献します。

最大61.7%、優れた燃料効率

第2.5世代となる水素燃料電池システムは、電気を生みだすスタック、水素供給システム、空気供給システム、
そして化学反応によって発生する熱を管理する熱管理システムで構成されています。
各システムの構成要素を最適化することで、最大61.7%という優れた燃料効率を実現しています。

私たちが築いていく水素エコシステム

宇宙で最も軽く、最も多く存在する元素・記号1番「水素」。
この小さな水素で、ヒョンデは世界で初めて水素電気自動車の量産に成功しました。

限られた資源であり、地球温暖化の原因となる化石燃料に代わるクリーンな水素エネルギー。
そのビジョンをもとに、ヒョンデはいま、自動車を超えて世界を動かす総合エネルギーソリューションを提案しています。

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HTWO Grid, end-to-end 水素ソリューション

ヒョンデは、これまでの燃料電池ブランド「HTWO」を拡大し、グループ全体の水素バリューチェーン事業ブランドへと発展させました。

水素の生産から貯蔵・輸送・活用まで、グループ各社の力を結集。
各プロセスを有機的に連携させることで、環境に最適化されたカスタマイズ型のソリューション提供を可能にしています。

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廃棄物から水素を生産するヒョンデのW2H(Waste to Hydrogen)技術

さらに、持続可能な水素エネルギー生産のために、有機性廃棄物を水素へと転換する革新的な技術「W2H(Waste to Hydrogen)」を開発。
クリーンな水素を生み出すと同時に、廃棄物処理という課題も解決する、二重の効果をもたらしました。
加えて、再生可能エネルギーをベースにした水電解技術により、高純度水素の生産も可能にしています。

水素エネルギーは、環境汚染問題の解決や社会的コストを削減するだけでなく、エネルギー不均衡の解消・安全保障への貢献に加え、さらには新しい市場を創出し、より良い価値を生み出します。

それは自動車の歴史を変えるだけでなく、新しい時代を切りひらく力を持っています。

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見通しの立たない茫茫たる大海原の中でも、ヒョンデは揺るぎない信念を胸に「独自開発」という道を歩んできました。その結果、いまや「Powered by Hyundai」のロゴが刻まれた水素燃料電池システムを搭載した水素電気自動車が、世界中の道路を走っています。

Hyundai Motor Companyは、水素エネルギーを自動車やトラックにとどまらず、水素ドローン、水素船舶、鉄道、都市型航空モビリティ(UAM)など、多様な分野へ活用していく予定です。
またエネルギー・鉄鋼・化学・新素材といった関連産業との共成長を促し、いわゆる「水素エコシステム」を築いています。

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ヒョンデの水素ソリューションは、国家レベルのプロジェクトへと発展しています。
インドネシア・バンドン市近郊で進行中の「W2Hプロジェクト」では、埋立地から発生するバイオガスを精製して水素へ転換する実証事業を展開。現地のエネルギー問題の解決と同時に、持続可能な水素エコシステムの構築を目指しています。
このように、ヒョンデの水素技術は単なる未来ビジョンにとどまらず、実際に国家のエネルギーソリューションとして社会に根づき、地域とともに現実のものとなりつつあります。

この27年間、ヒョンデが揺らぐことなく挑戦と決断を重ねてくることができたのは、水素の価値を信じる揺るぎない信念があったからです。
水素は未来世代のためのクリーンなエネルギーであり、誰にでもアクセス可能な公平なエネルギーでもあります。
私たちは全ての力と想いを注ぎ、この信念のもと、誰もが、あらゆる場所で水素を活用できる世界を実現してまいります。

— 張在勲(チャン・ジェフン)
Hyundai Motor Group 副会長

水素電気自動車の開発に駆け抜けた27年、
そしてこれから水素エネルギーで切り拓く汚れなき世界へ。
人類のためのより良い未来へ向けた揺るぎない信念とともに、ヒョンデは歩みを進めます。

あなたにしかできない、未来のための一歩。
ヒョンデと一緒に踏み出しませんか?

Constant Progress Led by Daring Moves.
Hyundai

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